成立:ウマイヤ朝のアラブ人特権に対する不満を利用
1.イスラム帝国への下地
アブー=アルアッバースがシーア派を利用して建国
→建国後は情勢を見てシーア派弾圧に回る
・アラブ人特権の廃止、(名目上)神の前の平等を達成
=“イスラム帝国”成立の下地
・カリフを世襲化、神の代理人として神格化
・官僚制度を整備
=中央集権化の進行
5代目ハールーン=アッラシードのとき全盛
※時代的にはカール大帝や唐の玄宗と同時代
2.各地でのイスラム国家の出現
・広大な領地、様々な人種がそれぞれ国家を建設
etc. 後ウマイヤ朝…ウマイヤ朝の遺児がイベリア半島に建国。
ファーティマ朝…アッバース朝に追われたシーア派が
チュニジアに建国。カイロ中心に繁栄。
・トルコ人親衛隊(マムルーク)が権力を伸張
→10C半以降 アッバース朝は名目化
同章記事
- 61.清の成立
- 60.明の滅亡
- 59.明の発展
- 58.明の成立
- 57.元の滅亡
- 56.元
- 55.モンゴル帝国
- 54.金・南宋
- 53.北方民族の活動-西夏
- 52.北方民族の活動-遼
- 51.宋-2
- 50.宋-1
- 49.五代十国時代
- 48。ムガル帝国
- 47.インドのイスラム化
- 46.オスマン朝-2
- 45.オスマン朝-1
- 44.サファヴィー朝
- 43.モンゴル勢力の進出
- 42.セルジューク朝
- 41.イラン人王朝
- 40.アッバース朝
- 39.ウマイヤ朝
- 38.イスラム教の成立
- 37.中世末期のドイツ
- 36.中世末期のイベリア半島
- 35.中世末期のフランス
- 34.中世末期のイギリス
- 33.教皇権の失墜
- 32.中世社会の変化
- 31.十字軍
- 30.教会権威の伸張
- 29.スラヴ民族の自立
- 28.ビザンツ帝国
- 27.ノルマン人の移動
- 26.独仏伊の起源
- 25.フランク王国の成立
- 24.ゲルマン民族の移動
- 23.唐
- 22.隋
- 21.南北朝時代
- 20.三国時代
- 19.後漢
- 18.前漢〜新
- 17.秦
- 16.春秋戦国時代
- 15.中国文明
- 14.インド統一国家
- 13.インド文明
- 12.キリスト教の成立と発展
- 11.ローマ帝国の滅亡
- 10.ローマ帝国への道
- 9.ローマの興隆
- 8.ヘレニズム時代
- 7.アテネの民主化
- 6.地中海世界
- 5.オリエント世界の統一
- 4.地中海東岸
- 3.古代エジプト
- 2.メソポタミア文明
- 1.人類の起源