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ワールシュタットの戦い(Illustration:マスダ) 無敵のモンゴル軍団が、ヨーロッパに深い深〜い心の傷を残すことになった、モンゴル:バトゥ軍とポーランド・ドイツ軍との戦い。結果はポーランド・ドイツ軍の「惨敗」であり、ヨーロッパ諸国は「もうダメだ〜!」と頭を抱えたのだが、ちょうどよくモンゴル側のハンが病死してくれたため、バトゥが引き返して事なきを得た「九死に一生モン」の戦いとして名高い。
 別名リーグニッツの戦い、というよりも、もともと戦いが行われたのがポーランド郊外のリーグニッツの近くなのである。では、『ワールシュタット』というのは何か?
 実は「死体の山」という意味である。
 この戦いの後、ポーランド・ドイツ軍の兵士がまさしく死体の山と化しており、ヨーロッパで「ワールシュタットだったそうだ」と言われ伝えられるうちに、いつしか地名になってしまったという話である。
 しかし、だとしたら現在「死体の山」という名の場所に住んでいる人の気持ちは如何に?日本で言うなら「地獄の1丁目」という場所に住んでいるようなものなのに。…ヨーロッパ人はよく分からない。