▼1638〜1715:仏王

ルイ14世(Illustration:) 言わずと知れたフランス絶対王政絶頂期の『太陽王』である(1643〜1715在位)。ルイ14世を忘れた人も「朕は国家なり」というちょっぴり「くすっ」という言葉は覚えているでしょう。あの人です。
 前半生は有能な宰相マザランが実質政治を行ったが、マザラン死後1661年から自分で政治を始めると、ヴェルサイユ宮殿は建てるわ、戦争はガンガンおっぱじめるわ(しかも負けるし)、湯水のように金を浪費しまくった。金を浪費していながら『ナントの勅令』を廃止してしまったもんだから商人が国外へ逃げ出して、経済・産業を停滞させてしまった。
 おまけに追従臣下が好きなモンだから、回りの人間から咎められるということがなく、好き放題。「絶頂期」でありながら、治世の後半は「おいおい、ちょっとヤバイんじゃないか?」という状況になってしまったあたりもマヌケで笑える。
 マリー・アントワネットが浪費した金などはこのヒトが使った分に比べれば大したものではなく、フランス革命の原因は結局この人だったのだ、という主張もときどき耳にする。その辺の真実は不明だけれど、とりあえず髪型はバルタン星人みたいでおかしいと思う。


※「フランス新教徒:ユグノーの信教の自由を保証」したアンリ4世の発した勅令。ちなみに商人はユグノーが多かった。