ニュートン(Illustration:マスダ) 誰もがご存知の、万有引力の法則を発見し(1661年)数学と物理を難しくしてくれた第一人者、ニュートンさん。頭がいいのは当たり前なんだけど、解せないのがこの逸話。
 ある日ニュートンが暖炉の前(ストーブの前、という話も)で熱心に考え事をしていたのね。すると、暖炉が熱くて仕方ないので、下男を呼んで「火を消しなさい」といったところ、下男に「それよりもう少し暖炉から離れて座ったらどうですか?」と意見されて、場所を移動したという話。
 もしもこの下男が呼んでもやってこなかったら、彼はどうしただろう?どこかの誰かみたいに体を温めすぎて、発熱して死んでしまったのでは?あるいは、この下男が気の利かない奴だったら、言われたとおりに暖炉の火を消して、今度は冷えて凍死していたのでは…、という恐れを感じさせる。これが何年のことかは分からないが、もし1661年以前であれば、この下男がいなければ万有引力は未だ発見されていない可能性だってあったのだ。下男は人類を救ったぞ。