▼1758〜1805:イギリス提督

ネルソン(Illustration:マスダ) ネルソンと言えば、ナポレオンがどうしても勝てなかった隻眼片腕のイギリスの名提督として有名。アブキール湾の戦いを皮切りとして、両者の対立は続き、ナポレオンが宿敵イギリス上陸を狙った1805年、トラファルガー海戦で英仏激突。ネルソン指揮するイギリス軍が大勝利を得て、ナポレオンのイギリス上陸は阻止された。このため、ネルソンの名は「救国の英雄」として不動のものになったのである。
 ところが、ネルソン自身はトラファルガー海戦中、小銃で狙撃されて戦死している。この英雄の遺骸を持ち帰るために船員達は遺骸をラム酒につけて持ち帰った。しかし、帰還の途中で水夫達がこのラム酒をちゅるちゅる盗みのみしたため、帰港したときはラム酒はなくなっており、英雄の遺骸はすっかり干からびてしまったのだという。
 このことから、イギリスでは濃いラム酒を「ネルソンの血」と呼ぶようになった…ということだが、いくらなんでも死体が漬けられているラム酒を飲むのはいかがなものか?ある意味、ホルマリンを飲んでいるようなものだと思うのだが…。
 外国人の考えることはよく判らないなあ、とまたしても実感するワタシだった。