▼1853:日本

黒船来航(Illustration:国守) 浦賀に初めての黒船がやってきたときの様子をうたった落首である。落首ってのは落書きだね。
 この歌の通り、ペリーは4隻の軍艦を引き連れてやって来た。右のように大砲を打つなんてことはなかったと思うけど、みんな蒸気船をみてビックリしたんだろうね。そのころ日本では蒸気船も、黒船サイズの船もなかったから。
 日本の開国は1853年(嘉永6)、来日したペリーによってもたらされた。翌年再来日の際には日米和親条約が結ばれ、さらに1858年(安政5)にはハリスが来日、日米修好通商条約が結ばれた。これは朝廷側の大反対にあい勅許を得ないままの強行締結となった。この時の大老は井伊直弼。これって日本の暗い夜明け。条約締結を境に国内情勢は反幕府の風向きに変わっていくことになる。
 この二つの条約は共に不平等条約で特に後に結ばれた修好通商条約では、関税自主権がない・領事裁判権を認める(アメリカ人の犯罪を罰する権利が日本側にない)、といったアメリカに都合のいい条約であった。しかもこの後、オランダ・ロシア・イギリス・フランスとも同様の条約を結ばされてしまうことになるのである。
 みんなビンジョーするなんてひどい。